朝鮮後期、清から新聞や実学思想が活発に流入し、壬辰倭乱以降対内外的な変化を能動的に対処出来なかった朝鮮王朝の力が傾きかけた頃、民衆を立てた強力な改革政策で世宗朝以後の中興を夢見る王と、独占的な王権に脅威を感じながら戦々恐々する保守政治勢力の正面衝突、社会と政治激変期の真っ只中で何が正しくて真実なのかを問う3人の若者たちの熱い情熱と愛の話。
キャスティング

チン・イハン
パク・サンギュ: 両班と奴婢の間に生まれた庶子(妾の子供)の身分。庶子への差別と世の中の不公平さを痛切に感じ、心を閉ざして生きてきた。
放蕩生活に陥った自虐的な彼にとって唯一の喜びといえばイ・ナヨン。彼女を愛するようになってから李参判の家に頻繁に出入りするようになったパク・サンギュは、イ・ナヨンと李参判から利用厚生と実学思想を学んで心酔し、ナヨンの勧めで先進文物を直接学ぶために清へ留学することを決心する。だが、4年間の留学を終えて戻った時、ナヨンの家は断絶していた。
消えたナヨンを探し出すため東奔西走する中、ソ・ジュピルの勧めで官職の道に進もうと科挙試験を受ける。相変わらずの庶子への偏見、現実政治と妥協する旧世代と何の変わりもない実学派に失望し挫折する。

キム・ハウン
イ・ナヨン: 大きな夢と高い理想を持った李参判の一人娘。父親と本を通じて先進文物と思想に親しんでいたイ・ナヨンは、家の使用人に文字を教えいつか変わる世の中のために備えさせている。放蕩生活を送るパク・サンギュを教え、彼の閉ざした心を開くために努力するうちに憐れみの気持ちが愛情への変化する。大金持ちになったヤン・マノの気持ちを拒んだ彼女は、パク・サンギュが清へ旅立つのを喜んで見送る。彼が戻ったら彼の妻となり、母親となって今よりいい世の中を生きていこうと考えていた。そんな彼女の前にファン執事が現れる。都城に戻ろうと手を差し伸べるファン執事は、彼女が生きなければならないただ一つの理由になり、そしてもうひとつ、彼は理由を与えてくれた。両親の仇を討つこと。都城に戻ったイ・ナヨンは鍼術と薬剤の使用法について彼から厳しい訓練を受け、冷酷な殺し屋に仕立てられるが・・

イ・チョンヒ
ヤン・マノ: 自分の父親のように両班に媚びへつらいながら生きていくのが嫌で、両班よりもっと高い地位に就きたいと李参判のもとを飛び出した。殺主契(殺人を請け負う組織)にどっぷりと浸かったのも、両班よりも自分のような者が世の中の中心になれるからだった。間もなく殺主契の主になるが、大々的な討伐により組織が壊され、彼は再び李参判の家に戻る。彼を恨む父親とは異なり暖かく迎えてくれたイ・ナヨンに新文物と新しい思想を教わったヤン・マノは、世の中の中心になるためには武力ではなく金の力が必要だということに気づく。
